口腔ケアのススメ・・・15 Q銀色のかぶせ物を白くできますか?

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Q銀色のかぶせ物を白くできますか?

A:最近は、メタルフリー時代といっていいほど、口の中から金属を取り除くことが多くなっています。金属アレルギーや歯と銀歯の適合性などから、金属の為害性(体に害を及ぼすもの)がわかってきたからです。さらに金属以外の素材と接着剤の進歩により歯と歯肉に害のない安定したものがあるので、金属に頼らなくても良くなりました。そしてなにより、白くなるので見た目も目立たなくできることは、上品な口元を演出する上で、とても重要です。具体的には、ジルコニアやセラミック素材は体に良く、耐変色性に優れ、丈夫で限りなく自分の歯に近くできます。レジン(プラスチック)が進歩したハイブリットレジンも改良されて欠点も少なくなりました。

最近はコンピューター支援設計・製造ユニットを用いて専用の加工をして作り上げるものや、ナノテクノロジーにより開発されたダイレクトクラウンなども登場しています。色の種類が限られていますが、従来よりも短期間でできるので、通院回数を少なくできます。歯科治療に用いられる材料は、日々研究開発されて、とても進歩しています。治療の際は良く吟味して選択しましょう。

いずれもすべての歯に適用できない場合もあります。また、保険適用外となり、料金もさまざまなので。歯科医とよく相談して選びましょう。

Q:虫歯にならないおやつはありますか?

A:子供、特に5~6歳までは、一度にたくさんの栄養を摂れないため、おやつの時間も一回の食事の時間と考えます。

例えば、ゆでたトウモロコシやサツマイモ、野菜スティックやホットケーキなど栄養のあるもと、お茶やミルクなどの飲み物を組み合わせるなど、自然な味を生かした手作りのおやつが望ましいです。

市販のお菓子でも選び方を気をつければ、虫歯のリスクは減らすことができます。それは、砂糖が少ないもの、早く食べ終わるもの、歯にくっつかないものを選ぶことです。例えば、おせんべいなどの糖分が少ないもの、キシリトールが配合されたガムやラムネなどがいいと思います。アメやキャラメル、グミ、チョコレート、クッキーなどは、糖分が多く、口の中に残りやすいので要注意です。また、甘いジュース、乳酸飲料は、虫歯の発症リスクが高くなりますので、時々のお楽しみ程度にして控えるようにしましょう。

おやつの食べ方も大切です。だらだら食べていると、お口の中が酸性になって、歯が溶けやすくなります。おやつは、時間を決めて食べるようにしましょう。そして一番大切なことは、おやつを食べた後に歯を磨くことです。磨く時間がない時は、水やお茶で軽くゆすいでおくだけでもまだよいかと思います。

毎日の積み重ねで健康な歯を守りましょう。