口腔ケアのススメ・・・9 歯を磨いているのに虫歯になるのはどうして

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Q:よく歯を磨いているのに虫歯になるのはどうしてですか?

A:「磨いている」と「磨けている」は違います。虫歯や歯周病の原因は、歯周プラーク(歯垢)の中の細菌によるもので、プラークはその細菌の塊です。食べかすではありません。歯の周りについている歯垢をしっかり落とさないと虫歯や歯周病になります。
予防には歯磨きが大事ですが、歯ブラシだけで落とせる歯垢は6割といわれ、歯と歯の間や奥歯の周り、歯並びの重なっているところなどは、普通の歯磨きだけではなかなか取り除くことはできません。歯ブラシに加え、歯間ブラシ、デンタルフロスを使ってプラーク除去を習慣化したほうがいいです。歯科医院で歯科医や歯科衛生士に相談して、ご自身に合った歯ブラシや歯間清掃具を選び、また磨き癖がないか診てもらい、磨きにくい箇所を意識して磨くようにしましょう。
被せ物(銀歯)や詰め物などの不適合部分は歯ブラシでは取り除けないので、隙間のないように治療し直した方がいいでしょう。自覚症状がない場合もあり進行しやすいので、歯科医院で定期的にチェックしてもらうことも大事です。唾液減少につながるような、過度な歯磨き(磨きすぎ)や力まかせに磨くようなことは避けましょう。虫歯や歯周病の予防には、プラーク(歯垢)をためないことですので、毎日の歯磨きを見直して歯を大切にしていきましょう。

Q:銀紙やスプーンが触れると変な感覚がありますがなぜですか?

A:それは、ガルバニー電流といって、お口の中の銀歯や金歯とアルミホイルやスプーンなどの金属との間に電気が流れ、歯の神経に電流刺激が伝わって、ピリッとした痛みや変な感覚が起きているからです。違う金属の接触によってこの電流が起き、歯を火傷のようにしてしまい、歯と銀歯の間にすき間を作り、虫歯の原因になることもあります。上下の歯に違う金属があり、それが接触することによりこの電流が起こり、虫歯でもないのに症状が出ることもあります。また、これが金属アレルギーや肩こりや不眠などの自律神経失調状態に影響があるともいわれています。保険で使用しているパラジウム合金や銀の詰め物のアマルガムなどがこの電流が発生しやすいようです。
このようなことが起きた場合は、発生している場所の歯から金属を取り外して、金属を含まない材料に変える必要があります。過去に指輪やネックレス、時計のバンドなどで皮膚がかぶれた経験のある方や、アレルギー体質の方は治療の前に医師に申し出ておきましょう。はっきりした原因がなく、なかなか症状が消えない場合は、口の中から金属を取り除く治療を行うことになります。新たに使用する材料には、レジンやセラミックなどがあります。材料によっては医療保険がきかないものもあります。歯科医と良く相談してみてください。