靴下選びのポイント

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・履き口、かかとをしっかりチェック

靴下を買うとき、説明を聞いたり試着することはまずないことでしょう。外観を見て説明書きを読む程度で、あとは経験と勘で選んでないでしょうか。ももの上まで覆うオーバーニーソックス、ハイソックスなどの履き口は、ずり下がらないようにゴムが入っています。ふだんゴムがきつく感じられる場合は、ゴムが2段入っているタイプか、シングルタイプでもゴムの幅が広いものを選びましょう。最近は高齢者にも履きやすい「ゆるめ」と表示したものがあります。短いソックスでは、靴下のかかと部分がずれて、靴の中に入ってしまうことがあります。これは、伸縮性のよくない素材や、かかとの部分が小さい靴下で起こりがちです。伸縮性が良く、かかと部分の成形がしっかりしているものを選びましょう。

 

・重ね履きできる5本指ソックスも

足指を自由に動かせる5本指靴下は、足が蒸れにくく、保温性もあります。指を動かしやすいので、足先の血行もよくなります。5本指靴下には、足指だけをカバーするタイプもあります。このタイプだと、ストッキングの下に重ねて履くこともできます。パンティストッキングを一日中履いていると、足が蒸れてベタつくことがありますが、5本指靴下を重ね履きすることで不快感が多少軽減されます。絹製のものは保湿効果があり、足裏のガサガサを防ぎ、履いていてずれにくいようです。素材はもめん、絹のほか夏場には、麻などの天然素材もいいでしょう。

 

・サポートタイプの靴下はきつ過ぎないものから挑戦

サポートタイプの靴下は、足首から太ももへと段階的に圧縮度が変化した編み地になっています。足先に滞りがちな血液を上へ、上へと押し上げる効果があり、足のむくみや静脈瘤の予防に使われます。立ったり、歩く時間が長く、足が疲れやすかったり、むくみが気になる場合は使ってみるのもいいでしょう。サポート力が強すぎると、足への負担が大きくなります。弱めのものから試してみましょう。ただし、明らかなむくみがあったり、静脈の青すじが気になるときは、足の外来や血管外科に相談しましょう。

 

・蒸れない素材で足裏をスベスベに

家に帰ったら素足が一番という人もいます。確かに一日一回足を開放して足や足の指を動かすことは大切です。冷え性の人や乾燥肌の人は、足に保湿剤を塗り、蒸れにくい素材の靴下を履きましょう。素材としては絹やもめんがおすすめです。5本指の靴下で足の指を動かしながら、冷えと乾燥を防ぐのもいいでしょう。