手持ちの靴で足の健康を守るには

神奈川介護求人JOB(ジョブ)TOP › お役立ち情報 › 手持ちの靴で足の健康を守るには

・中敷きやパットで履き心地を調整

履き心地がよくないけれど、デザインが気に入っているので履き続けたい、足が痛くて履いてなかった靴を復活させたいなどの相談は、シューフィッターにしてみましょう。靴は、足を乗せる中底と、足を包んでおしゃれを表現するアッパーから成り立っています。中底とアッパーの間に十分な空間がある場合は、足のアーチに合わせた中敷きや小さなパッドなどを使うと、履き心地の良い靴になることがあります。

中敷きにはいろいろなタイプがありますが、靴の中に入れて足裏にぴったり合うことが基本です。かかとの部分は少しくぼんでいてかかとが落ち着き、土踏まずの部分は適度な盛り上がりがあり、土踏まずのくぼみを支える作りになっていることです。このように足裏全体を支える中敷きは、足の負担を分散・吸収させ、地面からの反発をやわらげ、足の機能を保つ役割を果たしています。

・中敷きで足の変形が改善されることもある

とくにアインラーゲンと呼ばれる中敷きは、ペロッテと呼ばれる小さなパッドを組み合わせて、ひとりひとりの足裏の形状に合わせながら調整していきます。足裏が持つ本来の機能を保つ目的で作られるので、アインラーゲンを入れた靴を履くと、足裏がしっとり落ち着きます。履いて立つと背筋がピンと伸びて姿勢が良くなった感じがして、バランスよく歩けるようになり、ひいては足の変形の改善につながります。

中敷きを入れる靴は足の形に合わせて、ある程度の厚さが必要です。靴に深さがないと対応できない場合もあります。調整するときは必ずその靴を持っていきましょう。中敷きは一つ一つの靴に合わせて作りますが、同じタイプの靴を新調する場合は使い回しできることもありますので、新しい靴を買うときは手持ちの中敷きを持っていくといいでしょう。