シューフィッターの靴選び

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・靴の専門家が足に合った靴選びを助言

自分の足にぴったり合う靴を選ぶのは、簡単なようでなかなか難しいものです。シューフィッターとは、その名の通り、足に合った靴を選んで調整する専門家です。自分に合った靴を選びたいが、どんなふうにしたらよいかわからない場合、信頼できるシューフィッターのいる店で靴選びを体験してみてはいかがでしょうか。ひとりひとりの足の状態をチェックし、歩きやすい靴選びの助言や調整を行ってくれます。

・足はもとより全身のチェックも

フィッティング方法は店によって異なりますが、一般的にはまずフットプリントをとります。フットプリントにより、足や指のへ変形、色の濃淡によって足裏のどの部分に体重がかかっているのかがわかり、アーチの形成がチェックできます。

次にサイズを測る。足の立体的な形をチェックするためには、3か所の足囲と足の長さを測ります。その他足に触れて筋肉の付き方ややわらかさ、足首の動きなど足の特徴を確認します。さらに、開帳足や外反母趾、足の裏の角質の状態、マメやタコの有無を見るなど足のトラブルについてもチェックします。体全体もチェックします。骨盤のゆがみ、肩ラインなど足への影響を推測し、最後に裸足での歩き方をチェックします。

・希望に合った靴を提案して調整

上記の手順でシューフィッターは、相談者の足の特徴やトラブルを判断します。そのうえ相談者の希望を聞いて、適切と思われる靴を提案します。相談者が気に入れば、必要に応じて靴の調整を行います。足が当って痛いところがあれば、靴のその部分を直します。

歩行機能を助けるアインラーゲン(機能性に沿って専門的な調整がなされている中敷きの一種)を敷くなどして、足との相性をチェックすることもあります。こうしてフィッティングされた靴を履くと、まず姿勢が良くなった感じになります。歩くのが楽で、歩く姿勢もきれいになります。靴選びはシューフィッターのいるお店で選ぶことをおすすめします。

 

※シューフィッターとは、靴の専門知識とフィッティング技術のほか、足についての構造、機能、病理、寸法、発育、老化など幅広い知識を習得した人に与えられる資格です。靴に従事する仕事に3年以上従事していて、これらの知識を習得している人に与えられます。日本では「足と靴と健康協議会」がシューフィッターの養成と認定を行っています。上級のマスター、バチェラー、プライマリの3階級があります。シューフィッターのいる店は、「足と靴と健康協議会」のホームページで確認できます。