偏平足の原因は子供のころの運動不足?

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扁平足の症状

扁平足自体はトラブルとはいいませんが、扁平足によって支障がある場合は対応が必要です。足の縦アーチが落ちて、足裏が平べったくなった状態を偏平足といいます。立った状態で横から足のレントゲン写真を撮ると、土踏まずのアーチがないのが分かります。フットプリント(足型)をとると、足裏全体にインクの色がつきます。

扁平足の原因

人間はだれでも生まれたときは偏平足です。その後3~4年かけて歩いたり走ったり、いろいろ体を動かすことで土踏まずはできていきます。偏平足の原因として、子どもの頃の運動不足、その後の肥満などが考えられます。しかし、生まれつきの骨格の特性により、運動をしているのに土踏まずができないままの人もいます。大人の人の偏平足は多いのですが、日常生活ではあまり困らないのです。せいぜい長距離を歩くと疲れやすいていどです。

扁平足の手当て

太っている場合は、脂肪のために土踏まずが隠れていることがあります。これは偏平足ではありません。歩いて足が疲れたり、足の指が開いてきている場合は、足底板か中敷きで縦アーチを支えるのがいいでしょう。これで偏平足がなくなるわけではありませんが、足への負担が軽くなり、歩き方のバランスもよくなります。かかとをしっかり支える靴を履くことも大切です。

偏平足の人は、足の筋肉や靭帯が弱くなっている可能性があります。足指の運動や足裏マッサージをするのもいいでしょう。偏平足で、歩いていて、かかとが内側に傾く場合は、外反偏平足といって、足首、ひざ、腰などに負担がかかります。長期間放置しておくと、全身への影響が出てきますので、足の専門外来や整形外科などに相談して治療を受けておきましょう。