足のマメ・タコ・ウオノメの原因は歩き方かも

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足のマメ・タコ・ウオノメの症状

マメ・タコ・ウオノメは、靴などが当ってできます。マメは皮膚の表皮とその下の真皮の部分が物理的な刺激(摩擦など)によりはがれてしまい、すき間に血液とリンパ液がたまった状態です。タコは医学的には胼胝といい、表皮の上の角質層が分厚くなり、黄色みを帯びて硬く盛り上がった状態です。

通常は痛みはがなく、長時間歩いた時などに熱くこすれた痛みを感じます。ウオノメは医学的には鶏眼といい、タコが進行して起こります。局部的に集中して圧迫されるため、真ん中に芯ができてしまいます。足に小石を入れているかのように痛み、芯の部分に触れると、飛び上るほど強く痛むことがあります。根が神経に到達するとさらに激しく痛みます。ウオノメは核となっている芯を取り除かに限り痛みはとれません。

足のマメ・タコ・ウオノメの原因

タコやウオノメは皮膚が角質化して厚くなっている部分にできます。同じ場所に機械的な刺激が何度も加わることで、皮膚が硬くなっていきます。合わない靴を長時間履いたり、ヒールの高い靴で足の前の部分にばかり体重がかかる、薄い靴底で常に刺激を受けている、といったことでもできます。

歩き方のくせなどで、いつも同じ部分に体重がかかっている場合も問題です。正座をすることが多い人では、足の甲に座りダコができることもあります。タコのできやすい部分は、足の裏、指の出っ張った部分で、ウオノメは小指、足の指の上側、指の下のふくらんだところにできやすく、タコの下には粟粒のようなウオノメができます。

足のマメ・タコ・ウオノメの手当て

手当てとしては、まず削ることですが、タコは表面だけ削っても下に隠れた部分が残ります。ウオノメの場合はサリチル酸配合の絆創膏をタコよりも小さく切って1~2週間貼っておき、皮膚を柔らかくしてから芯を抜きます。処置後は保湿をしておくことが大事です。

芯が深くい痛みが強い場合は、無理に取ろうとしないで皮膚科を受診しましょう。ウオノメだと思ったら実はイボだったということもあります。イボは、医学的にはウイルス性疣贅といい、手などに感染しますから、皮膚科での治療が必要になります。