フットケア
・コンフォートシューズでも必ず試着を
ふだんの外出や通勤では、歩行用に作られたウォーキングシューズや、履き心地を重視した健康靴「コンフォートシューズ」が適しています。スニーカータイプでもおしゃれで履きやすい靴が市販されています。ウォーキングシューズやコンフォートシューズの中には、脱ぎ履きが簡単なスリッポンタイプもありますが、歩行機能を考えると、ひもを結ぶタイプがおすすめです。
甲回りがしっかり保持でき、ひもを調節することで足の状態に合わせられます。履き口を調節できるので、甲高の人にも履きやすくなっています。いずれも既成靴ですから、必ず自分の足にフィットするわけではありません。必ず試着して、自分の足に合っているかどうかを確かめます。
・ひもを結ばなくても合わせが合っているもの
試着するときは、まず、ひもを結ばない状態で足にフィットするかどうかを確かめます。ひもは微調整するためのものなので、極端に締めたり緩めたりしないと履けない靴は、足に合っていません。次に足に合わせてひもを結んでみます。ひもをかける左右の羽根の部分が重なったり、広がってしまう場合は足に合っていません。
ひも靴をはくときには、ひもを十分にゆるめてから足を入れ、かかとをちんと合わせて、ひもを締めます。脱ぐときもひもを解いてから脱ぎます。ひもを解かずに脱ぎ履きすると、ひもが緩んでしまって、その役目を果たさなくなります。ひもは、履くたびに締め直すことが大事です。
※ひも靴のチェックポイント
履いてチェック:羽根の合わせは? かかとは? 指先は? 靴底の曲がり具合は?
歩いてチェック:かかとの硬さは? 足底のクッション性は?