合わない靴でおこるトラブルとは

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・バランスが崩れて膝や腰にも負担が

靴の役割は、足を保護し、足の機能をサポートすることです。靴が自分の足に合っているときに、サポートがうまくいきます。たとえば、立っているときには、かかと、親指の付け根、小指の付け根の3点に、ほぼ均等に重心がかかっています。合わない靴では重心が点に均等にかからないため、バランスが崩れ、さまざまな不具合が生じてきます。膝や腰に負担がかかり、膝関節症や腰痛、肩こり、頭痛などを引き起こす場合があります。

・合わないハイヒールで開張足から外反母趾へに

ヒールが高く、自分のアーチに合ってないパンプスを長時間履いていると、靴の中で足が前にずれていきます。足先が圧迫されて扇形に広がり、開張足になることがあります。小指や親指が靴にぶつかって痛くなったり、足の指の付け根あたりにタコができやすくなります。痛みを避けるために幅広のくつを履くと、開帳足はいっそう悪化します。親指の付け根の骨が靴に当たる外反母趾になったり、指がハンマーのように曲ってしまうハンマートウなどを引き起こします。

・つま先が細すぎるとハンマートゥ

最近は運動不足のせいでしょうか、偏平足の人も多く見受けられます。足の縦アーチが崩れて足の裏が平べったくなっているため、歩くとすぐに疲れます。柔らかくて大きめの靴を履けば痛みがやわらぐだろうと誤解して、ゆるい靴を履き続けると、かかとが内側に倒れる外反偏平足を招き、いっそう疲れやすくなります。

見た目きれいなつま先の細い靴は、足が靴に当たってマメなどを作りやすい難点があります。指を伸ばせずに関節が曲がってハンマートウになることもあります。ハンマートウをがまんしていると、指の付け根などが圧迫され続けるため、タコやウオノメができやすくなります。とくにウオノメは、少し触れるだけで飛びあがるほどの痛みを感じるといいます。靴を履くのがつらくなり、出かけるのが億劫になり、運動不足へと悪循環になってしまいます。