爪の切り方で大切なこと

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・道具はニッパーか爪やすりがおすすめ

爪の手入れでは「爪をきる」といいますが、足の健康を保つためには、その「切り方」が大切です。切っておしまいではなく、表面や周囲の手入れも必要です。爪の手入れでことは、深爪をしないことです。爪は指先を保護し、しっかり歩くための支えの役割があります。

深爪をすると、地面を踏みしめる足に力が入りにくくなります。爪の回りの皮膚が盛り上がり、巻き爪や陥入爪になることもあります。上下から指ではさんで使う一般的な爪切りは、余計な力がかかり深爪になることがあります。ニッパーで少ずつ切るか、爪やすりで削ることをおすすめします。

・短くしすぎないで、スクウェアカットに

爪の手入れは、爪が柔らかくなっている入浴後か足浴後が適しています。2~3週間に1回ぐらいの間隔で行いましょう。ニッパーを使うときは、一度に広く切ろうとせずに、少しずつ切ってやすりをかけます。爪はある程度長さを残すことが大事です。

指の腹側を押して真上から見たときに、爪の先に指の肉が見えない程度の長さにします。爪の先端は真っ直ぐにして、両角はとがらない程度に残したスクウェアカットにします。爪やすりは、爪と45度の角度になるように当て、一定方向にだけ力を入れて動かします。角を落とし過ぎて丸く整えると、歩くときに指にかかる圧力で爪の横の肉が盛り上がり、爪が肉にめり込んでいくことがあります。爪の周囲を揉んで血行を良くすることも大切です。

・小指の爪もしっかりケアを

小指の爪も形を整えたら、甘皮を少しずつ押すと、爪の形が出てきます。指の周囲のマッサージも行いましょう。根気よくケアを続けることで元の形を取り戻すことができます。たかが小指ですが、小指なりの役割があります。