フットケア 足の手入れは細やかに

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1、現代女性は足本来の姿を保ちにくい

足は20数㎝ほどの小さな身で、比べ物にならないほどの大きなからだを下支えし、全身のバランスを保つ役割を担って頑張っています。もともと大きな荷重をかけられているうえに、現代女性は、運動不足、足に無理を強いる華奢な靴、ぴっちりしまったストッキング、さらにからだの冷えなどの悪条件が重なり、なかなか足本来の姿と機能を保ちにくくなっています。

若い世代では、さらに骨格そのものも華奢になっている人も多く、一層負担が増しています。衝撃を吸収するための足のアーチが崩れ、様々なトラブルを引き起こしています。トラブルがこうじて、全身の健康を損なっている人も少なくありません。また、様々な不快感や痛みがストレスになり心の健康まで脅かされることもあります。

2、足は手に比べてないがしろにされている

足は、私たちの健康を左右する大事な存在なのですが、その割には普段の生活の中で軽く扱われがちです。人間が四足歩行の動物であった時代には、同じように、「足」であった手は、二足歩行になってからその存在や仕事ぶりが意識されやすくなっています。一方、足は、なかなかその役割に気づいてもらえません。何らかのトラブルが生じてはじめて、その存在を意識されることが少なくありません。

よく動き、その働きが目で見える手は、見た目美しく保とうと、いつもきれいにして、スベスベと滑らかにするための手入れがなされやすいのですが、足はなかなかそうも行きません。

3、大事な足だからこそ、細やかな手入れを

靴や靴下に閉じ込められている時間が長い足は、頻繁に洗うことができる手よりも蒸れて汚れています。靴を脱いだら、まず洗ってきれいにすることが欠かせません。

足は手に比べると、指を動かす機会が少なく、心臓から遠いこともあって、血行も悪くなりがちです。それら加えて体重という大きな負荷を受けて酷使されています。もみほぐして筋肉の緊張をやわらげ、血行を促すことが必要です。動かしにくい足の指は、手を添えて動かしてあげることも大事です。