①手と同じように足の指を動かせますか
足は全身を支え、からだと重力のバランスを保つ重要な役目を担っています。靴や草履など履いていなかった人類の先輩は、足の裏、指の裏でしっかり大地を踏みしめていたことでしょう。ケガもしたでしょうが、現代人のような足のトラブルはほとんどなかったと思われます。
靴と靴下は足を保護して歩くために不可欠ですが、多くの場合、自分の足に合っていません。靴と靴下に長時間閉じ込められた足は、自由に動かせません。さらに運動不足やからだの冷えなどがあると、足の健康は一層低下します。健康な足とは、裸足になって足の指を動かしたときに、5本の指が手の指と同じように、それぞれバラバラに動くことです。
②以下のいずれかができたら合格
チェック1:足指じゃんけん
・裸足になって椅子に腰かけ、片足ずつ指でジャンケンのグー(5本指を力いっぱいすぼめる)、チョキ(親指だけできるだけ手前に曲げる)、パー(5本指を思いきり広げる)をする。
⇒片足ずつ「グー・チョキ・パー」とリズミカルに10回できれば合格
チェック2:タオル・ペンつかみ
・裸足で椅子に腰かけ、床に置いたタオルやハンカチなどを肩に力を入れず、おなかを意識して引き締めながら姿勢を良くして、足の指でつかんで拾い上げる。次や鉛筆などを足の指でつかんで拾い上げる。
⇒この2つを片足ずつ行い、すべて拾い上げられたら合格
チェック3:しゃくとり虫歩き
・両足を軽く開いてまっすぐ立ち、足だけに全体重を乗せないイメージで、おなかとお尻を引き締める。しゃくとり虫のようなイメージで、足の裏にアーチを作るように曲げては伸ばして前進。10歩を目標に前進し、進んだだけ同じ要領で後ろへ戻る。
⇒10歩前進、10歩後進ができれば合格。頭が上から吊られている感じで歩けるとなおよい。